平時の税制か 2009 12 23
昨日、政権交代後の税制改正大綱が発表されました。
点数をつければ、100点満点で75点ぐらいでしょうか。
これを聞いて喜ぶ人は、時代認識が欠けていると思います。
要するに、平時の税制と言いたいのです。
今は、平時でしょうか。
今回の税制改正大綱は、
やはり、秀才タイプの、あるいは優等生タイプの税制だと思います。
役人は、秀才タイプや優等生タイプが必要です。
だから、厳しい採用試験を実施しています。
しかし、政治家に、優等生タイプや秀才タイプが必要でしょうか。
政治家には、勇気、決断力、責任が求められるのです。
危機の時代は、型破りなタイプこそ求めらるでしょう。
麻生前首相は、型破りなタイプだと思っていたのですが、
意外にも、優等生タイプの面があって、がっかりしました。
麻生氏は、口は悪いですが、育ちがいいので、
優等生タイプも身に付けてしまうのかと思いました。
優等生には、勇気、決断力が欠けています。
特に欠けているのが、勇気です。
今は、時代の端境期。
勇気こそ、時代を開く。
日本よ 2008 3
22
私は、折に触れて「日本よ、世界のリーダーとなれ」と訴えてきました。
しかし、政治家に、その自覚がなく、国民にも、そういう気概がないのです。
いまだに、敗戦気分のままです。
第二次世界大戦後の敗戦気分を引きずっているのです。
私は、2006年1月29日に、
「もしかすると、世界は、混乱の中を進むかもしれません。
その混乱の中で、ここ数世紀、世界をリードした欧米の価値観が廃れていくかもしれません。
その時、世界は、頼るべき価値観がなくて、荒波を漂うかもしれません。
日本よ、世界のリーダーとなれるのか。
そして、世界の『新しい価値観』を作っていけるのか」と書きました。
日本よ
日本よ、世界のリーダーとなれ。
あなた方には、十分、その資格がある。
西洋文明と東洋文明の終着駅である日本には、
世界のリーダーとなる資格がある。
それでも、自信がないのか。
世界を制する軍事力がないから、自信がないのか。
その考えは、誤りである。
かつて軍事力で世界を制すると考えた男がいる。
あなた方が知っているヒトラーという男だ。
愚かな考え方である。
イエスキリストは、「剣を持つ者は剣で滅びる」と教えた。
もう一度言う。
西洋文明と東洋文明の終着駅である日本には、
世界のリーダーとなる資格がある。
日本文化、日本技術、日本の思想。